知人から聞いた話

いわゆる、知り合いの友人から聞いた話

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田中貢太郎「死人の手」(要約)

母をたずねて三千里 完結版 [DVD]母をたずねて三千里 完結版 [DVD]
(2001/05/25)
松尾佳子、二階堂有希子 他

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道中を急ぐ旅人が山中で夜を迎えた、困ったと思っていると一軒の家が見える。
戸を叩くと、主人は中に入れてくれ、囲炉裏の火に当たらせてくれた。
旅人が「助かった」と安心していると、
主人が「丁度良いところに来てくれた。夕方、妻が病気で死んでしまった。
今から村に下りて親戚に知らせてくるので、居留守も兼ねて勝手に寝てくれ。」と言う。

旅人は人情事なので断るに断れない。
主人は「枕団子しか無いが腹が減ったら食べてくれ。」
と言って家を出て行ってしまった。

二枚折りの屏風を逆さまにした向こうには布団が敷かれ寝ている人がいる。
死んだ主人の妻だろう、その枕頭に枕団子が供えられていた。
旅人は腹は減っていたがそれに手を出す気には成れなかった。

旅人はマズイ所に来てしまったと後悔していると。
逆さ屏風の向こう側で風のせいかカタカタと音がした、
旅人が「嫌だな・・・」と思い見ると、
布団の顔のあるほうから青白い痩せこけた手が出てきて
枕団子を一つ掴むと再び布団の中に戻った。
「もう駄目」旅人はそこから逃げ出そうとして気を失ってしまった。

しばらくすると
「おい、どうした。」と言って旅人を揺り動かす者がいる。
主人と村から来た男二人が大丈夫かと声を掛けた。
旅人は目を覚ますと遺体が手を伸ばして枕団子を取った事を説明した。

主人はそれを聞くと
「それはすまない事をした。子供が母親が死んだと言ってもどうしても聞かない。
一緒に寝ると言うので寝かせてやっていたのだ。おおよそ、子供が取ったのだろう。」
と言って遺体の布団をまくると・・・
遺体の胸にしがみ付いて四つばかりの子供が寝ている。
その片手には枕団子が握られており。
主人は「取ったなりに、喰わずにもってる。」と悲しそうに言ったそうだ。


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事故物件

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知人から聞いた話

知人はTV関係の人から聞いた話だと言っていた。
ある深夜番組の怪談特集の裏話だそうだ。

売れない芸人が怪談を次々と語り誰の話が一番怖いか?
と言う低予算のよくある番組だったそうだ。

その中で、家賃が安いからと事故物件に暮らしている芸人がいた。
芸人の話によると・・・
風呂場で体を洗っていると
曇った鏡に
「し」の文字が浮かんだそうだ。
芸人はえっ!!と驚き、「死ね」の文字を想像したそうだ。

曇り鏡の文字は続いた
「し」次に小さい「ゃ」
芸人は 「はっ????」 となったが
文字は続く
し ゃ ん ぷ ~

番組は笑いで包まれ、周りのから
「ネタかよ!」
「ここでネタをぶっこんでるんじゃねぇ~!」
と突っ込まれる。

が、ここからが本題なのである。
結局、この話が最も怖い話となったそうだ。
と言うのも・・・
芸人の相方が、この話を補足したのだ。

芸人がこの部屋に付いて近所に聞き込みを入れると、
近所の定食屋のおばちゃんがこんな話をしてくれたそうだ。

その部屋、以前シングルマザーと幼い娘が住んでいたそうだ。
当初は仲の良く連れ立つ母娘を見かけたのだが
しばらくして、母親が男と連れ歩くようなり
幼い娘を見る機会が少なくなっていった。
そんなある日の事、裸足の娘が定食屋に飛び込んで来た。
おばちゃんが何があったのかと娘を介抱すると
娘は「ママに毎日シャンプーを飲まされる。」と訴えた。

虐待・・・
その後、児童相談所も介入していたのだが・・・
突然、娘は旅行先で亡くなってしまった。
当初、警察も動いたのだが、結局、事故死で処理されたようだ。

芸人の相方は話を続けたそうだ
「そもそも、事故物件ってその部屋で殺人とか自殺とか
何かあった物件を言うのだけど
旅先で事故死した事は事故物件にあたらないんですよ。
なのに、あの部屋を借りた人がひと月もたたないうちに出ていくので
不動産屋はなぜか・・・事故物件として格安で部屋を貸しているんですよ。」

番組の出演者達は静まり返ったそうだ。
そしてこの話が最も怖い話に選ばれる。
が、しかし放送では話そのものがカットされてしまったのだ。
なんでもBPO放送倫理に引っかかったのだ。
警察が捜査した上で事故死となっている娘の死を
心霊現象と言う、科学的根拠の無い話で見ている人々を惑わせるからだそうだ。

★追記があります。


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実話と噂される都市伝説

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あるところに小さな女の子がいた。
女の子の父親はアルコール中毒
女の子の母親は薬物中毒
両親は毎晩のように喧嘩した。
女の子は怖くて毎晩、カウチの後ろに隠れていたそうだ。

両親は女の子に
読み書きも教えなければ
愛情も注ぐ事は無かった。

ある晩、いつもの様に両親は喧嘩し始めた。
父親は銃を持ち出すと母親を撃ち殺してしまった。
その後、すぐに自分を撃ち、父親は自殺した。
その晩も女の子はカウチの後ろ、
事件を全部見ていたそうだ。

不幸な女の子は
見知らぬ夫婦に引き取られた。
夫婦は優しく女の子に接した。

Sassoferrato_-_Jungfrun_i_bön

ある日、女の子は教会でマリア像を見つけ立ち止まる。
夫婦は「どうしたの?」と聞いた。

女の子は
「名前は知らないけど、
この人に会った事ある。
あの晩、カウチの後ろで、震えていたら
私を抱きしめ、慰めてくれたの。」
と言ったそうだ。

The Little Girl のミュージックビデオは続きから


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子供会

知人に聞いた話
知人が小学生の時の話らしい
子供会で夏休みにイベントがあったそうだ。
稲川淳二の最恐夜話 [DVD]稲川淳二の最恐夜話
(2014/07/18)
稲川淳二

アマゾンより

1年生から6年生まで十数名
昼間は学校のプールで泳ぎ、
夕は公民館で保護者が作ったカレーを食べ、
夜は花火をして、その日は公民館に泊まる。
些細なイベントだが皆楽しみにしていたそうだ。

メインイは花火の後、
K君のお父さんによる怪談
K父は語りが上手く、三十分もすれば低学年の子供は
耐え切れなくなって台所のお母達のところへ逃げる。
そうして子供達の恐怖が絶頂に達した頃になると
「さぁ神社に肝試しに行こう。」とK父は言う。
近くの神社に行って帰ってくるだけだが、
付いて行くのは高学年の子供くらいだった。

K君が卒業する年、K父は「来年も来るよ」と子供達に約束してくれていた。
そして知人が5年生になった夏、
昨年までは怖くて神社までは行けなかったので
今年こそは行くぞと張り切っていたのだが・・・
K父が夜になっても来ない、花火が終わると
Uさんの父親、U父が怪談をするから集まれと言った。
「K父は?」と言い出す子供達もいたが
どうやら大人の事情があるらしく
K父が来ない理由の説明も無いままU父の怪談が始まった。

U父は語りが下手で、
子供達は怖がって逃げるどころか
催眠術を掛けられたかのように低学年から順に寝てしまう。
知人も昼間のプール疲れでまぶたが重くなって来た・・・
フト気づくと知人以外皆寝てる、Uさんまで寝ている。
U父はかなり不機嫌そうに
一人だけ起きている知人をじっと見て話をしてくれたそうだ。
その時のU父の顔は鬼の様で、その鬼とマンツーマンで怪談。
そんな特殊な状況下では
U父の抑揚の無い声は逆に不気味であったそうだ。

知人はそれがトラウマになり
大人になった今でもマンツーマン怪談と言う悪夢を見ると言う。

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防衛大学校の怪談

知人が友人から聞いた話らしい
卒業時に帽子を投げる防衛大学校
その帽子には「鳩」のマークが付いているらしい
士官学校の校章に「平和のシンボル鳩」を使うのは日本らしいが・・・
自衛隊が不遇の時代、
「人々に石を投げられても胸を張って歩く。」の意もあったそうだ。
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防大棒倒し(ウィキペディアより)【彷徨う首】

そんな防衛大学校の怪談
防大で夜の自習時間、当直幹部自衛官より
「学生は廊下に出ないように。」と言う放送があった。
非常呼集にも使う学生舎内放送なので
学園ドラマの様なお茶目な事件は間違って起きない。
不審に思った学生がフト廊下側のドアを見ると
ドアの上に付いてある回転窓を通して
生首がスゥ~と廊下を飛ぶのが見えたと言う。
彼だけでなく多くの学生がそれを見たと言う。

首の正体に付いては色々な説があるそうだ
※防大は昔、刑場があったので
 その時に首を切られた罪人
※武道家の学生が精進の為に自ら百日修行を課した。
 しかし、後数日と言う時、訓練中の事故で怪我をしてしまい
 百日修行は未達成となった。
 それを悔いた学生の生霊が病院を抜け出し
 首だけになって廊下を飛んだ。


ネットに似た話がある。
俺が小学5年の時体験した事でな、給食後の昼休みいきなり校内放送で
『校内を見慣れない服装の女の子が徘徊しているが追い掛けないように』的なものが流れた
クラスの友達があれを見ろと言うからみたら、
北校舎3階のトイレの窓に風変わりな女の子が飛び出すかの様に出ていた
すぐに引っ込んで入れ代わりに先生が窓際に立った

後で聞いたら先生はトイレまで追い掛けて入ったら
女の子が窓から飛び出す様に見えたので、慌てて駆け寄ったら見失なったと話てくれた
その後女の子は目撃されなくなり、次の日全校集会が開かれ、
校長先生がおかしな事が起きたがいたずらに騒がないようにと注意を促した
という事態だったよ。

2chに投稿された怪談より

共にリアリティのある良い怪談だ
当直幹部自衛官より
「学生は廊下に出ないように。」と言う放送があった。

校長先生がおかしな事が起きたがいたずらに騒がないようにと注意を促した
両者ともこの一文で事件の怖さ、不気味さをグレードアップしている。

ネットの怪談は投稿者のレスより
福島県で1990年代後半の事と推測される。
防大の怪談は1980年代には防大生に語られていたと私は聞いている。
さて
都市伝説マニアは話を聞いたらまず、
「ホントに?」と考えるし、検討検証する事を良い行動とする。
防大の怪談はそのリアリティが墓穴を掘っている。
小学生は卒業後、全国各地にちらばりさまざまな生活をしているが、
防大生は卒業後、幹部自衛官として自衛隊の要職に付いているからだ。

防大の入試案内より1学年500人程度
厳しい学校なので途中退学者が多いだろうから
4個学年で1,500人~1,600人
つまり事件があった時1,500人の防大生が在籍し事件を体験していると推測される。
防大は4個大隊構成
よって1個大隊400人程度が当事者であったはずだ。
防大のHPより
学生舎数は4、しかし最近作られた(もしくは改装)されたとある。
昔の学生舎がどうであったか分からないが
昔の公共建築学生舎一個に400人を詰め込むのは多い気がする。
防大のHPにある建物配置図より、
昔は1個大隊2個学生舎で計8個学生舎で生活していたのでは無いか?
となれば事件の目撃者は200人程度と少なく推測する。

それでも現在、自衛隊員24万人
よって自衛官の
1,200人に一人の割合で目撃者がいて
160人に一人の割合で関係者がいる
それだけでは無い、
先輩後輩の関係が世界でも類を見ない程、緊密な世界
事件の後の3期後輩までは、目撃者や関係者から
直接、当時の話を当時の場所で聞いている。
つまり自衛隊の100人に一人が事件のあった学生舎・日時まで詳しく知っている事になる。
しかも、知る者全て組織の要職に付いている者ばかりだ。

こうなると「先輩から聞いた話だけどね」では済んでいないだろう。
少なくても「いつ?」「どの学生舎かの話か?」は防大のみならず自衛隊に伝わっているはずだ。
ウィキペディアと防大のHPだけで話の矛盾点が見えてきた。
リアリティが高いばかりに隙が出来た怪談の一つであろう。
おおよそ、たわいも無い学校の怪談として
OB達も敢えてその信憑性を詰めていないのだろうが・・・

よって都市伝説としての私の評価は
小学校の怪談>>防大の怪談
となる。
ある程度は「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」と言う事が検証検討追跡不可能な話が
隙の無い良い「知人から聞いた話」と成りうる珍しい例だ。

2014/06/15掲載記事

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