知人から聞いた話

いわゆる、知り合いの友人から聞いた話

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子供会

知人に聞いた話
知人が小学生の時の話らしい
子供会で夏休みにイベントがあったそうだ。
稲川淳二の最恐夜話 [DVD]稲川淳二の最恐夜話
(2014/07/18)
稲川淳二

アマゾンより

1年生から6年生まで十数名
昼間は学校のプールで泳ぎ、
夕は公民館で保護者が作ったカレーを食べ、
夜は花火をして、その日は公民館に泊まる。
些細なイベントだが皆楽しみにしていたそうだ。

メインイは花火の後、
K君のお父さんによる怪談
K父は語りが上手く、三十分もすれば低学年の子供は
耐え切れなくなって台所のお母達のところへ逃げる。
そうして子供達の恐怖が絶頂に達した頃になると
「さぁ神社に肝試しに行こう。」とK父は言う。
近くの神社に行って帰ってくるだけだが、
付いて行くのは高学年の子供くらいだった。

K君が卒業する年、K父は「来年も来るよ」と子供達に約束してくれていた。
そして知人が5年生になった夏、
昨年までは怖くて神社までは行けなかったので
今年こそは行くぞと張り切っていたのだが・・・
K父が夜になっても来ない、花火が終わると
Uさんの父親、U父が怪談をするから集まれと言った。
「K父は?」と言い出す子供達もいたが
どうやら大人の事情があるらしく
K父が来ない理由の説明も無いままU父の怪談が始まった。

U父は語りが下手で、
子供達は怖がって逃げるどころか
催眠術を掛けられたかのように低学年から順に寝てしまう。
知人も昼間のプール疲れでまぶたが重くなって来た・・・
フト気づくと知人以外皆寝てる、Uさんまで寝ている。
U父はかなり不機嫌そうに
一人だけ起きている知人をじっと見て話をしてくれたそうだ。
その時のU父の顔は鬼の様で、その鬼とマンツーマンで怪談。
そんな特殊な状況下では
U父の抑揚の無い声は逆に不気味であったそうだ。

知人はそれがトラウマになり
大人になった今でもマンツーマン怪談と言う悪夢を見ると言う。

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防衛大学校の怪談

知人が友人から聞いた話らしい
卒業時に帽子を投げる防衛大学校
その帽子には「鳩」のマークが付いているらしい
士官学校の校章に「平和のシンボル鳩」を使うのは日本らしいが・・・
自衛隊が不遇の時代、
「人々に石を投げられても胸を張って歩く。」の意もあったそうだ。
200px-NDAJ_Bo-taoshi_3.jpg
防大棒倒し(ウィキペディアより)【彷徨う首】

そんな防衛大学校の怪談
防大で夜の自習時間、当直幹部自衛官より
「学生は廊下に出ないように。」と言う放送があった。
非常呼集にも使う学生舎内放送なので
学園ドラマの様なお茶目な事件は間違って起きない。
不審に思った学生がフト廊下側のドアを見ると
ドアの上に付いてある回転窓を通して
生首がスゥ~と廊下を飛ぶのが見えたと言う。
彼だけでなく多くの学生がそれを見たと言う。

首の正体に付いては色々な説があるそうだ
※防大は昔、刑場があったので
 その時に首を切られた罪人
※武道家の学生が精進の為に自ら百日修行を課した。
 しかし、後数日と言う時、訓練中の事故で怪我をしてしまい
 百日修行は未達成となった。
 それを悔いた学生の生霊が病院を抜け出し
 首だけになって廊下を飛んだ。


ネットに似た話がある。
俺が小学5年の時体験した事でな、給食後の昼休みいきなり校内放送で
『校内を見慣れない服装の女の子が徘徊しているが追い掛けないように』的なものが流れた
クラスの友達があれを見ろと言うからみたら、
北校舎3階のトイレの窓に風変わりな女の子が飛び出すかの様に出ていた
すぐに引っ込んで入れ代わりに先生が窓際に立った

後で聞いたら先生はトイレまで追い掛けて入ったら
女の子が窓から飛び出す様に見えたので、慌てて駆け寄ったら見失なったと話てくれた
その後女の子は目撃されなくなり、次の日全校集会が開かれ、
校長先生がおかしな事が起きたがいたずらに騒がないようにと注意を促した
という事態だったよ。

2chに投稿された怪談より

共にリアリティのある良い怪談だ
当直幹部自衛官より
「学生は廊下に出ないように。」と言う放送があった。

校長先生がおかしな事が起きたがいたずらに騒がないようにと注意を促した
両者ともこの一文で事件の怖さ、不気味さをグレードアップしている。

ネットの怪談は投稿者のレスより
福島県で1990年代後半の事と推測される。
防大の怪談は1980年代には防大生に語られていたと私は聞いている。
さて
都市伝説マニアは話を聞いたらまず、
「ホントに?」と考えるし、検討検証する事を良い行動とする。
防大の怪談はそのリアリティが墓穴を掘っている。
小学生は卒業後、全国各地にちらばりさまざまな生活をしているが、
防大生は卒業後、幹部自衛官として自衛隊の要職に付いているからだ。

防大の入試案内より1学年500人程度
厳しい学校なので途中退学者が多いだろうから
4個学年で1,500人~1,600人
つまり事件があった時1,500人の防大生が在籍し事件を体験していると推測される。
防大は4個大隊構成
よって1個大隊400人程度が当事者であったはずだ。
防大のHPより
学生舎数は4、しかし最近作られた(もしくは改装)されたとある。
昔の学生舎がどうであったか分からないが
昔の公共建築学生舎一個に400人を詰め込むのは多い気がする。
防大のHPにある建物配置図より、
昔は1個大隊2個学生舎で計8個学生舎で生活していたのでは無いか?
となれば事件の目撃者は200人程度と少なく推測する。

それでも現在、自衛隊員24万人
よって自衛官の
1,200人に一人の割合で目撃者がいて
160人に一人の割合で関係者がいる
それだけでは無い、
先輩後輩の関係が世界でも類を見ない程、緊密な世界
事件の後の3期後輩までは、目撃者や関係者から
直接、当時の話を当時の場所で聞いている。
つまり自衛隊の100人に一人が事件のあった学生舎・日時まで詳しく知っている事になる。
しかも、知る者全て組織の要職に付いている者ばかりだ。

こうなると「先輩から聞いた話だけどね」では済んでいないだろう。
少なくても「いつ?」「どの学生舎かの話か?」は防大のみならず自衛隊に伝わっているはずだ。
ウィキペディアと防大のHPだけで話の矛盾点が見えてきた。
リアリティが高いばかりに隙が出来た怪談の一つであろう。
おおよそ、たわいも無い学校の怪談として
OB達も敢えてその信憑性を詰めていないのだろうが・・・

よって都市伝説としての私の評価は
小学校の怪談>>防大の怪談
となる。
ある程度は「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」と言う事が検証検討追跡不可能な話が
隙の無い良い「知人から聞いた話」と成りうる珍しい例だ。

2014/06/15掲載記事

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讃岐の古狸

200px-Tanuki02_1050.jpg
(ジョセフィーヌ ウィキペディアより)

耳袋より
文化三年の話だそうだ。
讃岐に善導寺と言う寺があったらしい。
寺の出納役の僧は真面目で清廉潔白であったそうだ。
しかし、ある日、お金が足らなくなってしまった。
何度計算してもやはり合わない、
僧は律儀な性格でもあったので思い詰め、そして
「こうなっては死んで詫びよう。」と決意したそうだ。

遺書をしたためていると外から声がする。
「しばし、お待ちを。」
僧が外に出てみると古狸がいる。
古狸は「なぜ、死のうとしているのですか?」と尋ねたので
僧は訳を話した。
すると古狸「明後日までお待ちください、
お金を持ってまいります。」と言う。
僧は「人を騙してお金を用意するのなら
私はそんなお金は受け取れない。」と言う。
古狸は「もっともなお話、しかし騙したり盗んでくる訳ではありません。」と言った。

それで僧が自害を思い留まると、
翌々日、古狸が小判を持ってやって来た。
僧が喜び金を見ると・・・普通の小判ではない。
僧が訪ねると
古狸は「土佐との境、人も入れぬ山奥に長宗我部国親(戦国武将)が隠した宝があります。
谷が深く、我々でも中々たどり着けないのですが
なんとかこれだけは用意して来ました。」と言う。
僧が「どうして、そこまでして呉れるのか?」と聞くと、
古狸は「私は長年、善導寺の裏山に住んでおります。
貴方が出納役になってから、仏に供える食べ物を裏山に捨てて呉れるので
食べ物に困った時でも眷属を養う事が出来ました。
コレまでのご恩をお返しさせて頂きました。
それだけでなく、貴方以外の方が出納役になれば
どんな酷い事をされるか分かりません。」と言い去ってしまった。

僧は狸に金を用意してもらったが普通の小判では無い
それで、寺の住職に事の次第を全て話をした。
住職は驚き「多少のお金が合わなくなる事はある。
だから死のうなど考えてはいけない。」と言ったそうだ。

話は続く。
埋蔵金の小判は両替のしようが無かった。
住職が困っていると、奇談が領主の知る事となった。
領主が勘定方に埋蔵金の小判の価値を聞くと
百両ほどになると言う。
それで領主は小判を召し上げ
代わりに寺に百両ほど寄進したとそうだ。

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今日は天皇誕生日なので都市伝説では無く・・・
タイの友人から聞いた話。

もう二十年以上前の話だが
タイでクーデターが起こった。
私が日本在住のタイの友人(タイ陸軍少尉)に
「おい!お前の国でクーデターが起こったぞ。」と言うと
タイの友人「大丈夫、ウチにも王様いるから。
それより、焼き鳥喰いに行こうぜ。」と言った。
友人の言う通り、数日後
王様の前に跪く、軍司令官と警察トップの映像がニュースに流れた。

友人は
「タイは小国だが王室と皇室の関係で
先進国の日本と仲良くしてもらえるから良い。」
と言っていた。

2014/12/23 記事


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中東の悪魔

220px-Iraqi_soldiers_and_Blackhawk.jpg
(イラク治安部隊兵士 ウィキペディアより
 後ろには米軍のヘリコプターが見える、兵士達は一見、米軍の様に見えるが
 銃とヘルメットが米軍装備と異なる。)

知人から聞いた話
イラクに駐留した米軍兵士の話らしい。
その米兵はイラク北部にある
比較的安全な小さな鉄道の駅に配備されたそうだ。
ある夜、米兵は新政府イラク人兵士と警備の為に南側の監視塔に立った。
深夜二時、二人で塔の上で立っていると動物の遠吠えを聞いた。

イラク人兵士はおびえ「シャイタン・・・」とつぶやいた。
米兵はそれを見ると面白がって、自ら遠吠えの真似をして声を出した。
イラク兵は「そんな事をしてはいけない。」と真面目な顔で言う。
米兵が調子に乗って遠吠えを続けていると
野良犬が集まって来たそうだ。
イラクの町に野良犬は珍しく無いが
あっと言う間に二十匹近くの犬が監視塔を包囲し
唸り声を上げる。

イラク兵は「悪の目」そんな感じの事を呟き続ける。
米兵も少し怖くなったが強がって更に大声で遠吠えの真似をした。
すると
「ドゥオーン!」と今まで聞いた事も無い大きな獣の叫び声がした。
周りの犬達も怯えて尻尾を丸める。
獣の叫び声がだんだん近づいて来た。

イラク兵は「アルファ、アル、アカバ・・・」そんな感じの事を何度も言う。
とうとうイラク兵は身に着けた装備を外すと銃もヘルメットも置いて
監視塔から逃げ出してしまった。
不思議と監視塔を包囲していた犬も四方に散る。

米兵は一人になると心底怖くなってしまった。
当直の軍曹に無線連絡した。
軍曹は「直ぐに行く、そこで待機しろ。」と答える。
米兵は暗視装置を付け叫び声がした方角を見た。
地平線は見えるが、何もいない。
監視塔の三十メートル前に鉄道が走っている、
周りよりも三メータ高く土で盛られ
その上を線路は走っていた。

すると、鉄道の向こう側から二つの光る眼が現れ線路の上で止まった。
黒い影をしている。
狂犬病防止の観点から疑わしい動物に対して射撃が許可されていた。
だから米兵は警告射撃をした。しかし光る眼の獣は動じない。
獣の足元を狙って射撃をした。それでも獣は動かない。
米兵は獣を狙って弾倉に入った残り全部の弾を
光る眼の獣に撃ち込んだ。
ようやく獣は鉄道の向こう側にゆっくりと消えて行った。

直ぐに軍曹と数人の兵士達がやって来た。
米兵は発砲理由を説明した。
軍曹は兵士達に周辺の捜索を命じたが
不審なモノは見つからなかったそうだ。
それでも軍曹と兵士達はその場に残り、陽が昇るまで待った。

日が昇り明るくなって再び兵士達は光る眼の獣が消えて行った
鉄道の向こう側を調べた。
血痕は残っていなかったが、犬にしてはかなり大きな足跡が
鉄道に沿って残っていたそうだ。

後に調べた所、逃げたイラク兵が叫んでいた「シャイタン」とは
悪魔の意味だったそうだ。



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